草木も眠る丑三つ時、枕元の携帯に起こされる。
「もしもし・・・・。陣痛始まった・・・。」
嫁からだ。 昼間の診察で急遽入院した嫁から陣痛開始の連絡。
(来たっっ! 来ちゃった!!)
大急ぎで病院に向かう。 嫁の元にたどり着くと陣痛間隔は10分くらいとのこと。
痛みはそこそこ
(嫁的にはかなり)
嫁の様子を見ながら陣痛の間隔を測る。
あぁ、こんなに時計の秒針と睨めっこしたのは、4時間目の授業中にお昼を待ち焦がれてた時以来かも・・・・。
1分、1秒が長いような短いような・・・。
10分から6分、さらに5分間隔になる陣痛。
陣痛の度に痛みと戦う嫁。
「もう無理!」とか言い出す嫁。
あぁ、早く陣痛間隔縮まってくれぇぇぇぇ!!
望みもむなしく、一旦陣痛間隔が開く・・・・(えぇぇぇぇぇぇっっ!)
こんな時何もしてやれない もどかしさ・・・。
(案の定マッサージは無力化しました・・・ハハハッ)
ただ側にいることしか出来ない もどかしさ・・・。
(とか言いながら、ちょっぴり眠気に負けてウトウトして嫁にホッペ叩かれたり・・・(笑))
と言うような夜を過ごし、朝方陣痛間隔が4分くらいの時に分娩室に入ることに。
「うしっ!いよいよ第2段階だ!!」
気を入れなおすオイラ!
次回につづく